1. トップページ >
  2. コラム >
  3. 谷崎潤一郎「文章読本」にみる言語の特徴

谷崎潤一郎の「文章読本」による日本語の特徴

NLPはアメリカ生まれ。最初に開発されたメタモデルは、英語文法的なアプローチで開発されています。
メタモデルについて解説された「魔術の構造」という本は、和訳もされていますが、例文は英文も載っています。これは、英語的な理解がメタモデルの理解に役立つということもあるからでしょう。

日本でもNLPは広がっています。NLPの多くは、言語の違いを越えて実践できるものですが、言語モデルなどにおいては、英語と日本語の違いが影響しています。

英語と日本語には、いろいろな違いがありますが、その1つをご紹介します。
谷崎潤一郎の「文章読本」には、次のような記載があります。
「僅かな言葉が暗示となって読者の想像力が働き出し、足りないところを読者自らが補うようにさせる。作者の筆は、ただその読者の想像を誘い出すようにするだけである。そう云うのが古典文の精神でありますが、西洋の書き方は、出来るだけ意味を狭く細かく限って行き、少しでも蔭のあることを許さず、読者に想像の余地を剰さない。」

また、次のようにもいいます。
「時間の関係も主人公の存在も分からないような文章こそ、われわれの国語の特徴を利用した模範的な日本分であることを、記憶して頂きたいのであります。」

日本語とミルトンモデル

日本語は、抽象的な言語表現が多く、英語には、具体的な言語表現が多い、ということです。
NLPには、抽象的にアプローチする言語モデルであるミルトンモデルと、具体的にアプローチする言語モデルであるメタモデルがあります。
つまり、日本語はミルトンモデルと親和性が高いのです。
普通に日本語を使っていると、ミルトンモデルが多用されている表現になります。
NLPを学んでミルトンモデルを好む人が多いのですが、それには、このような言語的特徴が背景にあると考えられます。

体験講座お申込み
人は変われます。なぜなら… NLPの教科書

NLPの実践的な使い方や講座のご案内をお届けします
姓: 名:
E-mail:
NLPトレーナー前田忠志オフィシャルブログ「使えるNLP 使えないNLP」